2024-01-30

それぞれのスタート


 早いもので、新しい年を迎えてもう一ヶ月がたとうとしています。

今年は元旦から恐ろしい地震が北陸を襲い、航空機の事故や様々な事件のニュースがひっきりなしに流れてきて、心落ち着かない新年となってしまいました。
被災された方々に一日でも早く普通の日常生活が戻ってくるように願うばかりです。

さてチャイルドアイズ経堂校では、1月4日から通常の授業が始まりました。
元気いっぱいで来室してくれたお子さまたちの笑顔を見て、いつもにも増して嬉しい気持ちになりました。
あとほんの数カ月で入園・入学を控えているお子さまもたくさんいらっしゃいます。
今までとは違う環境、お友達、先生等変化する日常にワクワクと同時にドキドキする気持ちも少し感じているかもしれません。
大人になっても新しい生活は、期待と不安の入り混じる落ち着かないもの子供たちも多かれ少なかれナーバスになってしまうかもしれません。
そんなお子さまたちの小さな心をゆったりと受け止めて、少しでも安心して過ごすことができるようにサポートしていきたいですね。

この春小学1年生になる学年のお子さんたちは、この時期授業毎にひらがな練習を行っています。
鉛筆の持ち方から書き順・字形・バランス・とめはねはらい等、しっかり指導しています。
きちんとした丁寧な字を書くということは、この先ずっと必要な能力となっていきます。
美しい字を書くことができるという能力は、一生の宝物となります。
子供たちの未来のために、今すべきことを行う……新しい生活が始まる時こそ「いつも通り」の笑顔で、お子さまたちとの時間を過ごしたいと思っております。

2024-01-30

(畠山) 

2023-12-14

教材で遊びましょう


 瞬く間に一年が過ぎ去り、2023年も残すところあと僅かとなりました。

お子様達は冬休みが目前ですね。

ここで私からの提案です。

この冬休みの間に、チャイルドアイズの教材を使ってご家族で遊んでみませんか?

 例えば、23歳さんでは「なぞなぞカルタ取り」はいかがでしょう。

全ての絵カードをバラバラに置いて、出題者が言った絵を取ります。

どれもひとつのものが異なった絵で2枚ずつ有ります。

るのは2枚でも1枚でも良いのですが、最終的に誰が一番多く取れたかを競います。

取れたカードをお子さんと一緒に声に出して数えましょう。

 34歳さんは「図形の神経衰弱」を使って神経衰弱ゲームをやってみましょう。

授業で使った頃と比べると、もっと沢山のカードを使っても絵の場所を記憶できるようになっていると思います。

れたらご家庭にあるトランプでも、もう数の記憶ができるかもしれませんね。

 45歳さんの教材では、「教えてあげよう」がご家族で楽しんで頂けます。

重ねたカードを卓上に重ね置きし、順番に1枚ずつ取ります。

取った人は自分は絵を見ずに、他の人には見えるようにして自分の額にかざしておきます。

その絵について、どんなものかを名称は言わずヒントだけを周りが言います。

カードを持つ人はそのヒントから自分が持っているカードを絵を当てるゲームです。

わざと当て難くするために遠回しなヒントから小出しにしていくと楽しいです。

授業では子ども達が「もっとやりたい」と言うほど盛り上がった教材です。

 年長さんから小学生さん達には、「笑う門には」や「慣用句カルタ」でカルタ取りをお勧めしたいです。

ご家族みなさんで楽しめますね。

そして更にお勧めしたいのが「数の将棋ゲーム」です。

授業でやっただけではまだ経験値が足りないため、思うようなゲーム運びにならなかったお子さんも、ご家族との対戦を重ねることでどんどんと盤上や先を見る力をつけ、ゲームをもっと楽しめる様になっていくと思います。

ここに挙げたもの以外の教材でも、これまで使ったものを振り返ってみませんか。

お子さん達とアイデアを出し合って、教材を使った新たな遊び方を発見するのも楽しいですね。

チャイルドアイズの教材は、どれも楽しんでたくさん触れることによって脳の様々な部位を刺激し、活性化出来るものばかりです。

お休みを利用して、お子様と沢山会話をしながら是非積極的に教材を手に取って遊んでみて下さい。

教材で遊んでみると、いつものおもちゃやゲームで遊ぶ時には見られないお子さんの様子や反応や言葉が、思わず飛び出す瞬間に遭遇できるかもしれませんね。

2023-12-14

(北村) 

2023-11-24

会話を楽しみましょう


 自然に触れるのに気持ちの良い季節ですね。

子ども達は、幼児期に自然の豊かさや命の大切さを、たくさんの経験を通して無意識に感じ取っています。

幼稚園の行き帰りの道のりや公園やお買い物などに行く時など、日常の中で、「きれいな葉っぱの色ね」「気持ちがいいね」「なんの香りかしら?」「なんの音かな」と五感を研ぎ澄ませ、感じたことを言葉で表現し会話を楽しんでください。

親子で目にした事柄を一緒に話すことで、言葉にする楽しさを覚えていきます。

時には、子どもならではの想像力豊かな表現や思いもよらぬ表現にクスッと笑ってしまったり驚かれたりすることもあるでしょう。

私達も授業の際に、同じ様な経験をすることがございます。

そして小学生になると、その面白い表現や話を文にすることもできるようになってきます。

今のお話面白いわね、日記に書いてみる?などと声をかけると、素敵な詩や日記を書いてくれたりもします。

大きくなっても、お散歩の時に見つけたことや感じたこと、会話などはきっとお子様の記憶の中に残り、どこかへ出かけたりなど特別なことではなくても日常に溢れている会話こそが親子の宝物となるでしょう。

2023-11-24

(橋本) 



 

2023-10-17

小さな習慣


  先日、本屋に立ち寄った時、手に取りやすいように平置きされている本の中に、“子どものためのお片付け本”なるものが何冊かあるのに目が留まりました。

平置き陳列ということは、売れ筋ということでしょうか・・・

興味関心のある親御さんが多いのかもしれません。

『片付け』と言えば、私にとっても家事の永遠の課題に匹敵する終わりなきものではありますが、子どもにとっての片付けとはどんな内容なのでしょうか。

その何冊かにさっと目を通すと、子どもは小さいうちから片付けの大切さを教えるのが必要である。

そのためには、整った空間(部屋)は気持ちがよいことを体感させる。

片付けのノウハウは身近な親が教えるが、“一緒にやりながら”徐々に自活できるようにしていくことが大切。

また、『片づける』という言葉ではなく『もとに戻す』という表現だと子どもにはわかりやすい。

など、親が教えるための内容でした。

確かに、大人のための片付け本には、物の数を減らし、“枠”である収納場所に収める、その結果、空間や心や時間までもが整う、ということが書かれているものが多いので、その点ポイントが少し違うのかもしれません。

いずれにしても、整っているということは、素敵なことです。

 私たちチャイルド・アイズの授業でも、知育の授業をしている机の上は整えるよう心掛けています。

例えば、幼稚園児クラスでのカードを何種類も使うカリキュラムの場合は、カードを種類別に仕分けして机の上に並べ、一つの課題が終わったら使ったカードはもとに戻すようにしています。

そうすることによって、次の課題に取り組む時には、目的のカードをすぐ探し出せ手に取ることができ、課題に集中することができると考えています。

また、2歳前後の小さなお子様のクラスでも、一つの教材で遊んだ後はそれを片付けてから次の教材を出し、遊ぶようにしているのです。

使ったおはじきを一緒に片付ける際にも、お子様には『同じ色の場所に戻してね』など色別に整えながら片づけるように声掛けしています。

初めのうちは、色分けなどおかまいなしにはバラバラっとケースに入れてしまっていたお子様も、繰り返し色分けしながら片づけていると、次第に同じ色に仕分けしながら一人でも片付けられるようになります。

また、少し成長したお子様には、『おはじきは1つずつバラバラに片付けるのではなく一度に同じ色を集めた方が速いね』などの声掛けをすることもあります。

片付けの効率化ですね。

『片付ける』という行為は“特別”なものではなく、よりよく次の行動をするための行為なのです。

“ひとつのことが終わったら片付ける”そうすることを繰り返していくうち、そういう行為が“ふつう”になっていくものなのです。

2歳のお子様でもそれは同じで、次の“お遊び”をやりたくてサッサと片付けます。

・・・ということは、チャイルド・アイズに通われているお子様たちには『子どものための片付け本』は必要ないということでしょうか・・(笑)

本来は、知能育成を目的として授業を進めている教室ですが、知育の内容だけでなく、授業での小さな習慣がお子様の生活を整える習慣になればいいなと考えて日々の授業をしております。

小さな習慣、大切ですね・・・

2023-10-17

(上原) 

2023-09-21

体験を通して行事・季節を味わおう


 9月も下旬、まだまだ暑い日が続いておりますが、929日はもう十五夜ですね。

十五夜、別名中秋の名月とも言われ、旧暦815日の十五夜にお月見をする慣わしです。

十五夜にはなぜお団子と、ススキを飾るのでしょうか?

一説には、中国の月を見る催が平安時代に貴族の間に広がり、農村での収穫祭と結び付き、豊かな実りの象徴として十五夜を鑑賞しお供えものをするというものになったそうです。

また、その時期はお芋の収穫とも重なり、お芋をお供えする地域もありました。

お月見のお団子はそのお芋を模したという説もあります。

ススキは稲穂にみたてて、神様が宿り、魔除けにもなるということから豊作を祈願するために飾るそうです。

今年の十五夜は、お子様と一緒にお団子を作り、ススキを飾って、由来などを話ししながら、お月様を鑑賞してみてはいかがでしょうか。

お子様にとって、季節や行事というものは、実際体験して肌で感じることがとても大切だと思います。

日本の行事を家族で体験し、季節の思い出をたくさん作っていただければと思います。

2023-9-20

(向井) 

 

チャイルド・アイズ経堂校 Copyright 2008 All Rights Reserved Baby Blog Designed by Ipiet | All Image Presented by Tadpole's Notez